石けんの風合いを大切にした肌にやさしい透明石けん。キメの細かい泡が、肌に必要な潤いは残しながら、メイクや汚れをしっかり落とします。
界面とは、水と油のような性質の異なる2つの物質の境界面のことをいいます。界面活性剤とは、その境界面の性質を変えて、2つの物質(水と油)を混じり合わせることができる物質のことです。
界面活性剤には、大きく分けて「石油系合成界面活性剤」と「天然の界面活性剤」があります。天然の界面活性剤とは、例えば、卵黄に含まれる「卵黄レシチン」、大豆に含まれる「大豆レシチン」、植物に含まれる「サポニン」などです。石けんは天然の材料を合成してつくりますが、分解された後は生態系を乱さないので、限りなく自然に近い界面活性剤だといえます。ちなみに石油系合成界面活性剤を使用しないことは、『アザレ三原則』のひとつです。
石けんは、本来アルカリ性。アルカリはタンパク質を溶かす働きがあるので、皮脂や古い角質などの汚れを落とす効果があるのです。人間の肌には“中和能力”という“一時的にアルカリ性に傾いた肌を、皮脂分泌によって弱酸性に戻す力”が備わっています。
肌へのやさしさを追求した石けん。保湿成分が多く、皮脂を取りすぎません。
釜焚き製法※で得られた保湿成分をそのまま含んだ石ケン素地で作られます。肌にやさしいながらも、質にこだわり厳選された油脂の絶妙な配合バランスで、洗浄力も保持しています。
※釜焚き製法…油脂に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を反応させ釜で焚いて(ケン化)、石ケン素地をつくります。ナチュラルナウの石ケン素地は、ヤシ油・ヒマシ油・牛脂を組み合わせます。
昔ながらの製法で得られる透明さは、保湿成分&肌へのやさしさの証しです。
保湿成分が多いからこそ、乾燥はじっくりと。アザレ ナチュラルナウは、手間ひまを惜しまず約70日間かけてつくられます。
一般的な石けん。機械で成型、乾燥まで一貫作業。大量生産でき、完成までは数日。機械での成型は固くないとできないので、保湿成分は少なく洗浄成分がほとんど。泡立ちよくスッキリ感が特徴ですが、つっぱりやカサカサを感じやすい一面も。通常、透明石けんにはできません。
釜焚き製法で得られた石ケン素地を、枠に流し込み自然乾燥で固める昔ながらの製法。保湿成分を多く配合できるので、肌にやさしく刺激の少ない石けんができます。型枠に流し込んでから熟成させるため、大変手間ひまがかかります。透明石けんをつくることが可能です。
ナチュラルナウは厳選されたヤシ油・ヒマシ油・牛脂を絶妙なバランスで配合。これらの石ケン素地を枠に流し込み、混ぜ固めます。
まるで翡翠(ひすい)のように美しいナチュラルナウ。この色は植物の持つ葉緑素クロロフィルに由来しています。
木枠に入れ、大きな板状に切断。それを棒状にして円柱の状態に成型。さらに1個ずつの大きさに切断します。
形を整えて約10日間乾燥&熟成。丁寧に磨いた後、さらに約50日間乾燥&熟成。少しずつ見慣れた形になってきました!
形を整え、AZAREのロゴを刻印。もう一度1つずつ、丁寧に手で磨き包装してお客様の元へ!
昔ながらの製法で労力を惜しまずにつくられる、肌へのやさしさを追求した石けん。だからこそ、肌のバリア機能を壊さず適切に汚れを落とせるのです。肌を守るためにも、やっぱり石けんにはこだわりたいですね。
ぬるま湯を何度も顔全体にかけながら、睡眠中に分泌された汗や肌表面のホコリを取り除きます。
水をやさしく肌にパッティングします。肌がひんやり冷たく感じたらOKです。洗顔料を使わないため、睡眠中に分泌された皮脂が、肌を守るクリームとして適度に残ります。
ファンデーションなどの化粧品や酸化した皮脂など、油分を含んだ汚れを、「アザレ ナチュラルナウ」で洗顔して落とします。
不要となった古い角質細胞や毛穴の汚れなど、石けんだけでは落ちにくい汚れを、「アザレ フレッシュパウダー N」できれいに取り除きます。
くすみのない、やわらかで潤いのある肌を維持しやすくなるよう、仕上げに水パッティングを行います。
※パッティングは心地よい程度の強さで行ってください。